まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
アクィラと話しているところに、侍従が姿を見せる。
「テティウス殿下にお手紙でございます」
「おてがみ?」
侍従が恭しく差し出した手紙を受け取ってみる。それは、ちょうど話題に出ていた流星の追跡者からのものだった。全員、一枚ずつ書いてくれたらしく、封筒を開いてみると四枚の便箋が出てきた。
現金なもので、彼らからの手紙だというだけで、にこにことしてしまう。
「にいさま、おてがみ!」
「よかったな。なんて書いてあるんだ?」
皆の文章を総合してみると、二級冒険者への昇格を見据えた彼らは、積極的に依頼を受けて自分達を鍛えていたらしい。
このところ、王都を留守にする依頼が多かったけれど、ちょうど昨日戻ってきたそうだ。
だが、すぐに新たな依頼が入ってしまい、以前テティウスが飛ばされた迷宮に行くことになったのだという。
「なんでいまさらあのめいきゅうにいくんだろ?」
「テティウス殿下にお手紙でございます」
「おてがみ?」
侍従が恭しく差し出した手紙を受け取ってみる。それは、ちょうど話題に出ていた流星の追跡者からのものだった。全員、一枚ずつ書いてくれたらしく、封筒を開いてみると四枚の便箋が出てきた。
現金なもので、彼らからの手紙だというだけで、にこにことしてしまう。
「にいさま、おてがみ!」
「よかったな。なんて書いてあるんだ?」
皆の文章を総合してみると、二級冒険者への昇格を見据えた彼らは、積極的に依頼を受けて自分達を鍛えていたらしい。
このところ、王都を留守にする依頼が多かったけれど、ちょうど昨日戻ってきたそうだ。
だが、すぐに新たな依頼が入ってしまい、以前テティウスが飛ばされた迷宮に行くことになったのだという。
「なんでいまさらあのめいきゅうにいくんだろ?」