まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
双子で協力し合って、侍女達――錬金術の心得がある者と魔道具師として活動していた者の二人――の協力も得ながら課題をこなしているそうだ。
「ユスねえさま、ヘスねえさま!」
「どうしたの?」
二人は同じ部屋を使っているから、テティウスはまっすぐにそこに向かった。
二人とも床の敷物の上で、大きなクッションに寄りかかりながら、それぞれ本を読んでいるところだった。そして、この部屋も暑い。
「まどーぐがほしい、ですっ」
テティウスの発言に、二人とも目をきらりとさせた。可愛い末っ子の願いである。
どちらもずいずいと身を乗り出し、話を持ってきたテティウスの方が、一瞬引いてしまうほどの勢いだった。
「何が欲しいの?」
ヘスティアが最初に口を開く。
「ずるいわヘス、私だってテティと話をしたいのに」
と、ユスティナは唇を尖らせる。
「あのね、こおりをけずりたい!」
「ユスねえさま、ヘスねえさま!」
「どうしたの?」
二人は同じ部屋を使っているから、テティウスはまっすぐにそこに向かった。
二人とも床の敷物の上で、大きなクッションに寄りかかりながら、それぞれ本を読んでいるところだった。そして、この部屋も暑い。
「まどーぐがほしい、ですっ」
テティウスの発言に、二人とも目をきらりとさせた。可愛い末っ子の願いである。
どちらもずいずいと身を乗り出し、話を持ってきたテティウスの方が、一瞬引いてしまうほどの勢いだった。
「何が欲しいの?」
ヘスティアが最初に口を開く。
「ずるいわヘス、私だってテティと話をしたいのに」
と、ユスティナは唇を尖らせる。
「あのね、こおりをけずりたい!」