まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
ユスティナとヘスティアに開発を依頼していたかき氷器ができたのは、そんな会話があってから十日ほどが経過したあとのことだった。
「氷を生成する魔石の精度を上げないといけないから、すっごく大変だった!」
「ふわふわにできる刃の開発が大変だったわ。ナビ子さんのくれたヒントがなかったら、もっと時間がかかってしまったかも」
二人とも、自分達がどれだけ苦労したのかをえんえんと語っている。
ふわふわの氷を作るためには、氷を薄く削ることのできる刃を作らねばならない。刃もまた錬金術で作ったそうだ。
「でも、これでテティの言っていたかき氷になるかしら……? できなかったら、設計から見直しね」
ユスティナがそっとガラス器をセットする。
「削ってみてよ!」
アクィラの言葉に、ヘスティアはかき氷器のスイッチを入れた。ヴィーンと小さな音がしてあっという間に山盛りの氷が出来上がる。
「氷を生成する魔石の精度を上げないといけないから、すっごく大変だった!」
「ふわふわにできる刃の開発が大変だったわ。ナビ子さんのくれたヒントがなかったら、もっと時間がかかってしまったかも」
二人とも、自分達がどれだけ苦労したのかをえんえんと語っている。
ふわふわの氷を作るためには、氷を薄く削ることのできる刃を作らねばならない。刃もまた錬金術で作ったそうだ。
「でも、これでテティの言っていたかき氷になるかしら……? できなかったら、設計から見直しね」
ユスティナがそっとガラス器をセットする。
「削ってみてよ!」
アクィラの言葉に、ヘスティアはかき氷器のスイッチを入れた。ヴィーンと小さな音がしてあっという間に山盛りの氷が出来上がる。