まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
「あなたにいろいろなことを覚えてもらわないといけないからね! あなたの身体も作り替えないといけないし」

 黒猫は不満そうにアスタナの足に爪を立てる。

「いたたたたっ、だからちょっと待ってくれればいいんだってば! ちゃんとするから!」

 こうして、捨てられていた子猫と女神の間にも契約が成立したのであった。そして、優人はそのことは知らない。
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