まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
ナビーシャの背中にいた時間を考えると、数十メートルはあっただろうに、天井はせいぜい三メートルというところか。見上げても、テティウスが落ちてきた穴は見当たらない。
「ここどこ?」
「あらやだ、ここ、迷宮だわね……」
「迷宮?」
迷宮とは、時々生まれる魔物の生息地だ。生まれる理屈はまったくわかっていない。
一説によると、奥に迷宮核というものがあり、集めた魔素を使って魔物が生み出されるのだという。普通の動物と同じように繁殖している魔物も確認されているので、魔物がすべて迷宮から生まれるというわけでもないというのもわかっている。
「きしさんたちは?」
「ついてこないように言ったわ。アンタ一人ならともかく、他の人までは守れないかもしれないからね」
「そっか……なんで、ぼくたちこんなところにいりゅの」
「迷宮が変化したのだと思うわ。テティは運がいいんだか悪いんだか」
「ここどこ?」
「あらやだ、ここ、迷宮だわね……」
「迷宮?」
迷宮とは、時々生まれる魔物の生息地だ。生まれる理屈はまったくわかっていない。
一説によると、奥に迷宮核というものがあり、集めた魔素を使って魔物が生み出されるのだという。普通の動物と同じように繁殖している魔物も確認されているので、魔物がすべて迷宮から生まれるというわけでもないというのもわかっている。
「きしさんたちは?」
「ついてこないように言ったわ。アンタ一人ならともかく、他の人までは守れないかもしれないからね」
「そっか……なんで、ぼくたちこんなところにいりゅの」
「迷宮が変化したのだと思うわ。テティは運がいいんだか悪いんだか」