未来の約束と過去の願い
だから俺は、宗弥を誘うことにした。

「なあ、そういえばゴールデンウィーク、空いてるか?」
「ゴールデンウィーク?」
「北海道に行こうかなって話、宗弥もどうかと思って」
「ああ、言ってたな」
「忙しいだろうから良かったらって話だけど」
「ゴールデンウィーク中だろ?行ける!」
「本当か!良かった、じゃあ一緒に行こう」
「電車とか予約してあるの?」
「大体はしてある。例えば…」
俺はスマホを開いて予約した電車の座席や、スケジュール表を見せる。
宗弥も俺の後ろから覗き込むような形になり、スマホを
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