夙夜夢寐
「……じゃあ俺たちは自己紹介したから、悠羅からやって」
「えぇー!……山口悠羅(yamaguchi yuura)。高2、幹部」
山口くんは、早く次いけみたい感じにもう1人に視線を向けた。
山口くんって歳下か。
「ん〜じゃあ次は僕の番だよね!白露莉久(siratuyu riku)です!高2です!」
明らかに可愛いオーラが出てるからか胡桃がキラキラとした視線で白露くんを見つめていた。
「たっだいまー!……ちょっとまって!?」
「夏葵、はやいって」
「まってまって彩葵さん!と胡桃さん!え!なんで?なんでいるの!?」
「夏葵ちゃんと同じ制服!?もしかして同じ高校なの?」
疑問を口に出したのは白露くん。
「わぁ〜!夏葵ちゃん!え、そっちこそなんでおるん?」
今日1明るい声が出たと思う!
そしたら胡桃は笑いながら言った。
「ちょっとまって!彩葵!関西弁出てるよ〜」
「あ、やっちゃった。私ずっと夏葵ちゃんと話してみたかったの!」