夙夜夢寐


それから4時間後。

やっと4人で行った今後の相談が終わった。


「……胡桃?今日泊まる?」


「泊まる、ごめんありがとう」


いつ代替わりするか、引き継ぎはどうするか、なんて話を永遠とされて、私も胡桃も疲れ果てていた。

それもこれもあの翠蓮の人たちが私たちのことを誘拐して時間に遅刻したせい。

全部あの人たちのせい。

もう行きたくない、でも絶対目つけられてるよね。

夏葵ちゃんとも別に大して仲良くもなりたくないし学校では関わらないつもり。

あの子、内気そうだし話しかけてこなさそう。

久石くんに関しては、どうしようね……?

公共の場を使わなかったらいいのか。

食堂とか行かなかったら会うことないかな。

あぁ、めんどくさい。

これだから嫌なのよ……。


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