社畜地味OLは異動してきた甘々上司に甘やかされるそうです。
第2話
耳元には雀の騒がしい鳴き声が鼓膜まで響き渡っているのでそれで目が覚めた。部屋の中は明るい。という事は朝か。
「ん……?」
ベッドから起き上がる。すると自分が今身に着けているのが下着だけという事に気が付いた。部屋には私以外誰もいない。
「ちょ、誰か! 誰かいますか!!」
不安になって来たので大声で誰かいるのかと叫ぶと部屋の外からはいはい! とあの男性の声が聞こえてきた。
「すみません! おはようございます。起きたんですね。体調は大丈夫ですか?」
「ああ、はい。あ、でもちょっと頭痛いかも……」
「あれだけ飲んだら頭痛くなっても仕方ないですよ」
男性はふふっと笑う。ていうか私下着まで脱いでいたのか。なんで……?
「あの、昨日何かありました……? 私この部屋に来てからの記憶が……」
「も、もしかして覚えてない感じですか?」
「え? 何か……やらかしてしまいました?」
男性のえ? とでも言いたそうな表情に思わず私は何かとんでも無い事をやらかしてしまったのか。と即座に不安を感じる。
「いや、やらかしては無いですよ。ただ……」
「ただ?」
「俺としたって事です」
「ん……?」
ベッドから起き上がる。すると自分が今身に着けているのが下着だけという事に気が付いた。部屋には私以外誰もいない。
「ちょ、誰か! 誰かいますか!!」
不安になって来たので大声で誰かいるのかと叫ぶと部屋の外からはいはい! とあの男性の声が聞こえてきた。
「すみません! おはようございます。起きたんですね。体調は大丈夫ですか?」
「ああ、はい。あ、でもちょっと頭痛いかも……」
「あれだけ飲んだら頭痛くなっても仕方ないですよ」
男性はふふっと笑う。ていうか私下着まで脱いでいたのか。なんで……?
「あの、昨日何かありました……? 私この部屋に来てからの記憶が……」
「も、もしかして覚えてない感じですか?」
「え? 何か……やらかしてしまいました?」
男性のえ? とでも言いたそうな表情に思わず私は何かとんでも無い事をやらかしてしまったのか。と即座に不安を感じる。
「いや、やらかしては無いですよ。ただ……」
「ただ?」
「俺としたって事です」