社畜地味OLは異動してきた甘々上司に甘やかされるそうです。
「じゃあ気を取り直して頂きましょう」
「はい。いただきます」
最初にサラダから口にする。上には白いシーザードレッシングがかかっていて酸っぱさが身に染みて美味しい。その次はハムをひとくちかじって食べてみる。これも丁度良い焼き加減に塩味が効いていてとても美味しい。
米粉パンとハム、ウインナーの相性はとても良い。パンには甘みがほんのりとあり、その甘みがハムとウインナーの塩気と混ざり合うと食欲を更にかきたてられる。
「むむっ……美味しい……!」
美味しいと言う言葉が何度も口の中から出てしまうぐらいに美味しい。その様子を上川部長は優しいまなざしで見つつ、テレビに目を向けたりしていた。テレビには丁度昨日の野球結果が表示されている。
「部長は好きな球団あったりするんですか?」
「ああ、特には無いんだけど野球観戦は好きですね。現地で見た方が熱気とか直に感じられるので。それに球団飯って言ってご飯もすごく美味しいんですよ」
彼の顔が明るくほころぶ。好きなものを純粋に語っているようなその姿に私は思わずいいなあ……と心の中でつぶやいた。
「知代子さんは行かれた事あります?」
「大学時代に何度か友人や両親と球場に行ってオールスターゲームとか観戦したりはありますけど、それっきりですね」
「はい。いただきます」
最初にサラダから口にする。上には白いシーザードレッシングがかかっていて酸っぱさが身に染みて美味しい。その次はハムをひとくちかじって食べてみる。これも丁度良い焼き加減に塩味が効いていてとても美味しい。
米粉パンとハム、ウインナーの相性はとても良い。パンには甘みがほんのりとあり、その甘みがハムとウインナーの塩気と混ざり合うと食欲を更にかきたてられる。
「むむっ……美味しい……!」
美味しいと言う言葉が何度も口の中から出てしまうぐらいに美味しい。その様子を上川部長は優しいまなざしで見つつ、テレビに目を向けたりしていた。テレビには丁度昨日の野球結果が表示されている。
「部長は好きな球団あったりするんですか?」
「ああ、特には無いんだけど野球観戦は好きですね。現地で見た方が熱気とか直に感じられるので。それに球団飯って言ってご飯もすごく美味しいんですよ」
彼の顔が明るくほころぶ。好きなものを純粋に語っているようなその姿に私は思わずいいなあ……と心の中でつぶやいた。
「知代子さんは行かれた事あります?」
「大学時代に何度か友人や両親と球場に行ってオールスターゲームとか観戦したりはありますけど、それっきりですね」