私と彼のDiary
出会いのDiary
櫻田ももか
─中一の入学式、私と彼は出会った。
彼の性格は私のタイプだった。
運命だと思ってしまった。
好きになってしまった。
苦しい日々は、そこから始まる。─
彼の名前は山田正章くんと言い、通称「まさ」。
6月、定期テストも近づき、打ち解けられる友達も
多くなってきた時、私は、まずはまさくんと呼んでみたかった。
だが、いらない不安もあり、
(まさくんと呼んで、変な感じで見られたらどうしよう)
などと思ってしまい、ずっと呼べなかったのだ。
でも友達関係を築くには呼んでみよう!
私は勇気振り絞り,,,
「ま、まさ、あきくん!ここの題問3教えて!」
言ったのだ。
(あぁぁぁ!!!!!言っちゃったぁ///)
私の顔はカァッ///と熱くなり、まさくんに
「んっ?櫻田さん?
どうした?顔、赤いよ?」
と、言われた。
彼は思ったよりも鈍感みたいで 、
私のおでこに唇を付けた。
カァァァックラッ
私は恥ずかしさと嬉しさと気まずさでふらついた,,,
「ンッウゥッ」
気づけば私は保健室にいた
、、、、、え?は?
なんでなんで!?
私,,,