狂おしいほどに、抱きしめて〜エリート社長と蕩けるような甘い蜜愛〜
恋愛(オフィスラブ)
完
414
- 作品番号
- 1722964
- 最終更新
- 2024/07/11
- 総文字数
- 57,972
- ページ数
- 69ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 307,131
- いいね数
- 414
- ランクイン履歴
-
恋愛(総合)25位(2024/06/25)
恋愛(中・短編)6位(2024/05/02)
- ランクイン履歴
-
恋愛(総合)25位(2024/06/25)
恋愛(中・短編)6位(2024/05/02)
仲良しの後輩に彼氏を寝取られた傷心女子
葛西 栗花落(かさい つゆり)
×
普段から栗花落に目をかけてくれる紳士な社長
蓬田 翔(よもぎだ しょう)
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
会社の同僚・西山勝(にしやままさる)と
結婚の話まで出ていた葛西栗花落。
しかし、普段から仲良くしていた同じ部署の後輩、
斎藤彩絵(さいとうさえ)に彼氏を寝取られ、
挙句「先輩に魅力がないからじゃないですか~?」
と笑われる始末。
怒りを通り越して自分が惨めになり、
会社の隅で一人泣いていると、
会社の社長・蓬田翔に声を掛けられる。
彼は涙する理由を恥ずかしくてなかなか言い出せない
栗花落の気持ちを汲んで、ただ側に居てくれる。
なんて居心地が良いんだろう。
彼の優しさに、ついつい寄り掛かりたくなる。
そんな傷心状態の栗花落に向かって、
翔は「ずっと好きだった」と、
熱烈求愛アピールを開始する。
「栗花落の色に染まりたい」
そんな言葉とともに、栗花落は次第に、
翔の底なしの愛に溺れていくが……。
「先輩、社長にチクったんですか?? サイテー!」
後輩の彩絵に社長との交際がバレ、
容赦のない言葉を浴びせられる栗花落。
そんな彼女のことを、翔は真正面から助けてくれて――。
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この作品のレビュー
この作品は真面目で誠実なヒロインが、恋人の同僚と後輩の裏切りで、どん底に落ち込むシーンからスタートします! こんな悲劇的なシーンから、どうやってドリームストーリーに発展するのか? 裏切った元カレや後輩はこのまま、ヒロインを落ち込ませたまま、平気なのか? 正直者が損をする。これが会社の現実なのか? でもラノベ、TLで活躍した作者はいつでも真面目で誠実、前向きな人たちの味方。読者が嬉しくなってしまう展開でラストまで引っ張ってくれます。 ハッキリ言います。この作品、大好きです。
この作品の感想ノート
オススメ掲載おめでとうございます✾
作品読ませていただきました!
どん底からのスタートでしたが、止まらない社長からの溺愛に、栗花落と一緒にドキドキさせられっぱなしでした。
大人なのに所々先走りすぎな社長の愛は、格好いいと可愛いが共存していて。スカッとするシーンは社長から愛されて成長した栗花落の強さも感じることができ、ラストは本当に良かったね!と。
大変な想いをした分、いつまでも幸せでいて欲しいです🍀
とても楽しく読みやすい文体で、一気に読んでしまいました!
とても素敵な作品をありがとうございました✨
清水先生の作品は全て読んでいます。ラノベ、TLの人気作家の作品が無料で読めるなんて、本当にベリーズカフェって素晴らしいと思います。清水先生以外の有名作家も応募しているのでしょうか?
清水先生はいつも思うのですが、多分作家的素養がふんだんにあるのだと思います。小説の構築がしっかりしているため、作者のご都合だけで作られ、読者は急速に白けていく設定や展開がまるでありません。それでいて読者を思わず引き込んでしまう抜群に面白いスタートが用意されていて、最後まで一気に読み終えてしまいます。
隅々まで突っ込みどころのない作品で、いつも裏切られることなく安心して読むことが出来る作家のひとりです。
今回の作品は、ヒロインが徹底的にどん底にオ落ちるスタートから始まります。
彼氏に裏切られ、後輩にも裏切られる。ヒロインは真面目で誠実、気配りの出来る女性。どうして、そんな目に遭わなければならないのでしょうか?
あまりにも理不尽! 読者の怒り、やり切れなさが募ります。
ところがWの裏切りの後、これまでヒロインを遠くから見つめていた人間が、サッと手を差し伸べてきます。
この後は嬉しい展開か続き、ハッピーエンドに向かって進んでいきます。
ちょっと待って。それはいいのだけれど、ヒロインを追い詰めた人間がこのままでいいのか?
読者の思いに応えるように、ちゃんと「ザマー感」のエピソードが用意されているのが嬉しいです。しかもこのエピソードを通じてヒロインがどんなにステキな人間か改めてハッキリするのです。
ヒロインのロマンスも胸がドキドキするほど、ラストのラストまでしっかり書き込まれていて、本当に完璧な作品だったと思います。
小説のレベルというのは、どこまで読者が満足出来るかだと思います。
そして小説である以上、TLでもラノベでも構成や文章、セリフなど技巧的な部分での評価は大切だと思います。読み捨てになるか、いつまでも愛読されて読者を広げていく作品になるかの分かれ目かと思います。
どちらも完璧な作品だったと思います。
これまでに三回、面白く読み直したこの特品に対して……。
楽しい読書の時間をありがとうございました。
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