夏の出会いは素敵な恋の予感~超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む~
この世のものとは思えない気持ち良さ、この快感は生き物のように1回1回変化する。それを正確な言葉で表すことはできないけど、体は毎回正直に反応し続けた。


でも、やっぱり不思議だ。
全然痛みが無い。初めてって、もっと痛いと思ってた。
琉唯先輩との優しくも激しい交わり……きっと私達は体の相性が良いんだろう。
初めてを琉唯先輩に捧げることができて本当に良かったと思った。


「俺も夏凛とイキたい」


「琉唯……私も一緒がいい」


琉唯の愛撫で私はもう何度上り詰めたかわからない。なのに、まだ琉唯を求めてる自分が欲深くて、自分で自分を軽蔑しそうになる。


だけど、これが私なんだ――
琉唯だからこそ、私は淫らになれる。
他の誰かにこの体に触れられるなんて考えられない。


「琉唯……私もうダメ、我慢できない」


「俺も、一緒に……」
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