夏の出会いは素敵な恋の予感～超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む～

「琉、琉唯！ ああっ、すごい！ すごく良いっ」


「夏凛。お前は絶対誰にも渡さない」


私達は、ひとつになったまま、最上の快感を味わった。
ベッドに横たわり、見つめ合う。
今、あんなに燃え上がったのに、琉唯の顔を見ると照れてしまう。


「夏凛は最高の女だ」


「……本当？」


「ああ。ずっとこうしたかったのに……。もっと早くお前を抱きたかった」


「……今で良かったと思う。今だったから、私は琉唯を受け入れられた」


いつしか敬語も消え、自然に会話できていることに驚く。


「そうだな。今、こうして2人でいられることに感謝したい。高校での出会い、パーティーでの再会……夏凛と巡り会えたこと、本当に幸せだと思ってる」


「私も幸せ。琉唯が私を好きでいてくれて、会いにきてくれたこと……本当に嬉しいよ」