夏の出会いは素敵な恋の予感～超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む～

「星宮 夏凛」になったなんて、まだまだ全然馴れないけど、この名前の響きが幸せ過ぎて喜びを隠せない。


「夏凛……可愛いよ」


「琉唯……大好き」


グレースホテル東京での2人きりの夜。
総支配人さんが用意してくれたスイートルームは、まさに素敵な夜の演出に一役買ってくれていた。


「俺はいつだって夏凛を大切に思ってる。どんなことあっても守るから」


「嬉しい……私、琉唯がいてくれるだけで幸せだよ。何があっても……大丈夫」


「信頼して、どこまでも俺についてきて」


「うん。琉唯……抱いて」


「可愛い奥さんのお願いは絶対だからな」


白いシーツの上、琉唯の手が私の心と体を裸にしていく。
お互いに何もまとわず、全てをさらけ出し、愛し合う。
こんなにも情熱的な愛情表現に、私はいつだって安心感を覚え、琉唯にのめり込んだ。


この人となら、一生を共にできる――