夏の出会いは素敵な恋の予感~超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む~
正直、こんなにお似合いの2人は他にいないと思う。圧倒的に2人とも美男美女で驚く。
でも……幸せそうで本当に良かった。


私も、嬉しいことに「凜音」を授かり、今は子育てに邁進している。
男の子ということもあり、星宮社長もかなり喜んでくれたけど、パパである琉唯は誰よりも凜音にベタ惚れだった。忙しいからあまり遊んであげれないと嘆きながら、帰ってきたら、凜音にベッタリだ。


そして、凜音が眠った後は私達2人きりの時間。短い時間でも、色んなお喋りをしたり、熱い抱擁を交わしたり、キスしたり……
疲れていても、いつだって私を妻として、女として大切にしてくれる琉唯には感謝しかなかった。


大好きな琉唯がいる生活は、温かな色をして、私の人生を彩ってくれている。
琉唯、凜音がいれば、私は強く生きていける。


こんなにも大好きな琉唯。
あなたに会えたことは私の「最上の幸せ」。
高校時代、そして、今も――
いつだって私の憧れ、素敵な王子様。


いつかまた、凜音を連れてブロードウェイミュージカルを観にいきたい。
あの日の感動は忘れない。
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