夏の出会いは素敵な恋の予感~超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む~
そして、琉唯の新作の舞台の幕が上がった――


縦横無尽に走り回ってお芝居をする琉唯があまりにも眩しい。感情を爆発させるような歌にも涙が溢れる。
何度も嗚咽しそうになるのを我慢し、私は舞台の上の旦那様を誇らしく見つめた。


16歳の少女の目に映ったカッコ良い琉唯先輩は、今、こうして立派な俳優として誰よりも輝きを放っている。
琉唯との時間は私の宝物。
青春の1ページは、今も私の胸に刻まれている。


琉唯――
こんな私だけど、これからもずっとずっと愛してほしい。
そして私も、一生変わらぬ愛をあなたに捧げたい。


真夏のあの日の再会がもたらした素敵な恋の予感は、私を世界で1番の「幸せ」に導いてくれた。


本当にあなたが大好き。
琉唯、私と出会ってくれてありがとう。
これからも……よろしくね。
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