夏の出会いは素敵な恋の予感~超人気俳優になった憧れの先輩は、溢れんばかりの愛情で甘く私を包み込む~
「高梨さん、よろしくお願い致します。星宮社長のご子息が主役のドラマ撮影のお手伝いができて、大変光栄です。大変有難い機会をいただいてありがとうございます」


「琉唯も喜びます。不思議なご縁ですよね。こちらの星宮グループの御曹司が琉唯で、文月さんと優梨愛ちゃんは琉唯の演劇部の後輩。こんなこと、中々ありませんから」


「琉唯先輩が目の前で演技してる姿、久しぶりに見ました。とても素敵ですね」


「ありがとう、文月さん。琉唯が高校時代どんな演技をしてたのか興味があります。また、いつか聞かせて下さいね」


「あっ、はい」


高梨さんは、キャリアウーマンで「できる女」の代表みたいな人に思える。
メガネをかけたクール美人、黒髪で、軽くパーマをかけたロングヘアをローポニーにしてる。まさに才色兼備という感じだ。
琉唯先輩も、この人がマネージャーで心強く感じているはず。
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