月島家のお守り四つ子~イケメン女子でも可愛いものが好きなんです!〜
「な、なに?」
いつもだったら受け流して相手にしないけれど、お化け屋敷で怖がっている今はそんな余裕もない。
「ホントに怖いんだ? いいね、このクラスには仲良くしてる先輩がいるんだ。ちょっと頼んでみるわ」
「な、にを……?」
震える声で聞いたけれど、それには答えてもらえなかった。
そのまま、私たちは暗幕の奥の方へと押されていく。
「ちょっと、押さないでよ! あさひちゃんに何かしたら許さないから!」
いつもとは逆に、望ちゃんが私を守ってくれようとしてる。
頼もしいけれど、宮義さんたちの方が人数が多いから押し切られてしまった。
そうして、教室の隅の方へと追いやられる。
嫌な予感に、小刻みに体が震えた。
「なにしようって言うの?」
薄暗い中望ちゃんが勇敢に宮義さんたちへ食ってかかる。
でも、彼女たちの後ろからこのお化け屋敷のお化け役と思われる人たちが現れたとたん、言葉が止まった。
いつもだったら受け流して相手にしないけれど、お化け屋敷で怖がっている今はそんな余裕もない。
「ホントに怖いんだ? いいね、このクラスには仲良くしてる先輩がいるんだ。ちょっと頼んでみるわ」
「な、にを……?」
震える声で聞いたけれど、それには答えてもらえなかった。
そのまま、私たちは暗幕の奥の方へと押されていく。
「ちょっと、押さないでよ! あさひちゃんに何かしたら許さないから!」
いつもとは逆に、望ちゃんが私を守ってくれようとしてる。
頼もしいけれど、宮義さんたちの方が人数が多いから押し切られてしまった。
そうして、教室の隅の方へと追いやられる。
嫌な予感に、小刻みに体が震えた。
「なにしようって言うの?」
薄暗い中望ちゃんが勇敢に宮義さんたちへ食ってかかる。
でも、彼女たちの後ろからこのお化け屋敷のお化け役と思われる人たちが現れたとたん、言葉が止まった。