月島家のお守り四つ子~イケメン女子でも可愛いものが好きなんです!〜
「あさひちゃんはね、私たちが待ち望んでいた太陽の巫女なの」
「「「「え!?」」」」
望ちゃんの言葉に驚きの声を上げたのは私じゃなくて四人のお兄さんたち。
みんな初耳みたいに目を丸くしている。
「あさひさんが太陽の巫女?」
「そりゃあ驚きだな……でも、初対面のときから気に入った理由はそれもあったからなのか?」
つぶやくように望ちゃんの言葉をくり返す満さんに、どこか納得した様子の晦さん。
すると反対側から弦さんも声を上げる。
「そっか、それではじめから惹かれたのかな? ……あ、でも僕があさひちゃんを好きなのは太陽の巫女だからじゃなくて、あさひちゃん自身が僕の憧れだからだよ!」
「あ、はい」
推しキャラの『プリミュ』の『カリン』に似ているからだよね。
わかってますよ、とうなずいたけれど、弦さんはなんだか不満そうな表情になる。なんで?
疑問に首をかしげていると、豊子さんの穏やかな声がかけられた。
「あさひさん、『太陽と月の巫女』というお話を望から聞いたのよね?」
「あ、はい。……それに、同じお話は昔からおばあちゃんに聞かされていたので」
私が答えると、豊子さんは「そう」ととてもうれしそうにほほ笑む。
「「「「え!?」」」」
望ちゃんの言葉に驚きの声を上げたのは私じゃなくて四人のお兄さんたち。
みんな初耳みたいに目を丸くしている。
「あさひさんが太陽の巫女?」
「そりゃあ驚きだな……でも、初対面のときから気に入った理由はそれもあったからなのか?」
つぶやくように望ちゃんの言葉をくり返す満さんに、どこか納得した様子の晦さん。
すると反対側から弦さんも声を上げる。
「そっか、それではじめから惹かれたのかな? ……あ、でも僕があさひちゃんを好きなのは太陽の巫女だからじゃなくて、あさひちゃん自身が僕の憧れだからだよ!」
「あ、はい」
推しキャラの『プリミュ』の『カリン』に似ているからだよね。
わかってますよ、とうなずいたけれど、弦さんはなんだか不満そうな表情になる。なんで?
疑問に首をかしげていると、豊子さんの穏やかな声がかけられた。
「あさひさん、『太陽と月の巫女』というお話を望から聞いたのよね?」
「あ、はい。……それに、同じお話は昔からおばあちゃんに聞かされていたので」
私が答えると、豊子さんは「そう」ととてもうれしそうにほほ笑む。