再会した航空自衛官の、5年越しの溺愛包囲が甘すぎます!


「ようやく美羽に渡せる」


悠翔の手が私の左手をそっと取り、ダイヤが輝く指輪を薬指にそっと通した。それから私の目をまっすぐに見つめる。



「美羽、俺と結婚してほしい」



その言葉を聞いた途端、ぶわっと涙が溢れた。

答えはもう決まっている。



「はい」



震える声で伝えて、私は大きくうなずいた。


「私のことを好きでいてくれてありがとう」


一度はプロポーズを断ったのに、それでも想い続けていてくれたなんて。


「好きだよ、美羽のこと。これからもずっとな」


悠翔の手が私の頬に触れる。

ゆっくりと顔が近付いてきて、お互いの唇がそっと重なった――。




Fin.




< 120 / 120 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:211

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

この結婚が間違っているとわかってる

総文字数/31,914

恋愛(純愛)65ページ

表紙を見る
再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
  • 書籍化作品
[原題]再会した警察官僚に溺甘保護されています

総文字数/114,738

恋愛(純愛)210ページ

表紙を見る
俺様ドクターは果てなき激愛で契約妻を捕らえて離さない
  • 書籍化作品
[原題]敏腕外科医の甘い愛に囲い込まれる契約婚

総文字数/86,161

恋愛(純愛)166ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop