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鏡の中のアリスちゃん
わたしの名前は、佐藤ありす。
家から近い普通の公立中学校に通う、普通の中学2年生。
わたしは今、お父さんとお母さんとは別で祖父母の家で暮らしている。
口数は少ないけれど、わたしのことを遠くから見守ってくれているおじいちゃん。
料理上手で、とってもやさしいおばあちゃん。
2人とも、漫画で描いたようなころんとした小柄な見た目だ。
なぜわたしがそんな2人といっしょに暮らしているかというと――。
それは、3年前。
お父さんが転勤で地方に行くことになった。
そこで、家事ができないお父さんのためにお母さんもついていくことに。
わたしもいっしょにという話は出ていたけど、わたしは大切な親友と離れたくなかったから、転校するのを拒否。
そうして、近くに住んでいたおじいちゃんとおばあちゃんの家に住むことにして、こっちに残れることとなった。
家から近い普通の公立中学校に通う、普通の中学2年生。
わたしは今、お父さんとお母さんとは別で祖父母の家で暮らしている。
口数は少ないけれど、わたしのことを遠くから見守ってくれているおじいちゃん。
料理上手で、とってもやさしいおばあちゃん。
2人とも、漫画で描いたようなころんとした小柄な見た目だ。
なぜわたしがそんな2人といっしょに暮らしているかというと――。
それは、3年前。
お父さんが転勤で地方に行くことになった。
そこで、家事ができないお父さんのためにお母さんもついていくことに。
わたしもいっしょにという話は出ていたけど、わたしは大切な親友と離れたくなかったから、転校するのを拒否。
そうして、近くに住んでいたおじいちゃんとおばあちゃんの家に住むことにして、こっちに残れることとなった。
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