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虹斗くんってば、“人工呼吸”を“キス”と言い換えて、わたしの反応を見て楽しんでいたんだ…!
「実際のところは人工呼吸だったとしても、昴狙いの三輪沙理奈からしたら受け入れがたい光景だっただろうね」
「だよね〜。2人が熱い口づけを交わしたことは事実なんだし」
わ…わたしと昴くんが……。
想像するだけで、顔から火が出そうだ。
「どうだった?昴くんとのチューは?」
「なっ…虹斗くん!」
「あの昴がマジな顔してたからね。ただの警護対象者に見せる顔とはちょっと思えないな」
「慎太郎くんまで…!」
両隣からわたしを冷やかしてくる。
聞こえないように耳を塞いでみるけど、意識すればするほど聞こえてくる。
――そのとき。
「お前ら…」
背後から低い声がした。
3人でおそるおそる振り返ると、…それは昴くんだった!
「実際のところは人工呼吸だったとしても、昴狙いの三輪沙理奈からしたら受け入れがたい光景だっただろうね」
「だよね〜。2人が熱い口づけを交わしたことは事実なんだし」
わ…わたしと昴くんが……。
想像するだけで、顔から火が出そうだ。
「どうだった?昴くんとのチューは?」
「なっ…虹斗くん!」
「あの昴がマジな顔してたからね。ただの警護対象者に見せる顔とはちょっと思えないな」
「慎太郎くんまで…!」
両隣からわたしを冷やかしてくる。
聞こえないように耳を塞いでみるけど、意識すればするほど聞こえてくる。
――そのとき。
「お前ら…」
背後から低い声がした。
3人でおそるおそる振り返ると、…それは昴くんだった!