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もちろん、慎太郎くんと虹斗くんにも感謝している。

だけど、昴くんが一番迷惑をかけているし、お世話になっているから。


「…あっ、そうだ!」


すると、慎太郎くんがなにかを思い出したようにつぶやいた。


「そういえば、明後日…昴の誕生日だったんだ!」

「…えっ、本当!?」

「うん。だから、誕生日プレゼントをあげたら喜ぶんじゃないかな」


――誕生日プレゼント。

それなら、自然な流れで感謝の気持ちも伝えやすい。


慎太郎くん、ナイスアイディア!


ということで、慎太郎くんが買い物に付き合ってくれることになった。

虹斗くんは、プレゼントのことを昴くんにバラしちゃいそうだから内緒にしておこう。


さっそく明日買いにいきたいところだけど、残念ながら慎太郎くんは予定があるらしい。
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