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「アリスちゃんって素直だし、すぐ顔に出てわかりやすいし。だから、虹斗や昴が放っておけないんだろうな」
「そんなことないよ。虹斗くんはわたしの反応を見て楽しんでるだけだし、昴くんなんてわたしのことは警護対象者としてしか見てないんだから…」
…どうしよう。
自分で言って虚しくなってきた。
すると、わたしの頭の上に慎太郎くんの大きな手が乗っかった。
そして、わたしの頭をやさしくなでる。
「そんな顔しないで。だったら、オレにしなよ」
そう言って、わたしの顔をのぞき込む慎太郎くん。
『オレにしなよ』って――。
…どういう意味?
「あの…慎太郎くん、それは…」
「わからない?オレ、アリスちゃんのことが好きだよ」
突然の慎太郎くんからの告白に、わたしは息をするのも忘れる。
「そんなことないよ。虹斗くんはわたしの反応を見て楽しんでるだけだし、昴くんなんてわたしのことは警護対象者としてしか見てないんだから…」
…どうしよう。
自分で言って虚しくなってきた。
すると、わたしの頭の上に慎太郎くんの大きな手が乗っかった。
そして、わたしの頭をやさしくなでる。
「そんな顔しないで。だったら、オレにしなよ」
そう言って、わたしの顔をのぞき込む慎太郎くん。
『オレにしなよ』って――。
…どういう意味?
「あの…慎太郎くん、それは…」
「わからない?オレ、アリスちゃんのことが好きだよ」
突然の慎太郎くんからの告白に、わたしは息をするのも忘れる。