生家で虐げられた令嬢は嫁ぎ先で溺愛スローライフを送ります
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いろんな街によって一週間の馬車移動もついに終わり、皇都の辺境伯邸に到着するとその庭にはワイバーンの姿が!
この間会ったセルゲイ様のワイバーンはグリーンの鱗の子だったけれど、この庭にいるワイバーンは青い鱗の子でやっぱり目はクリクリの可愛い子である。
そして、小さくなってもらっているけれどフェンリルのリルにはしっかり挨拶し、二匹はやっぱり一緒に落ち着いたらしい。
「この子はクロムス様のご両親のワイバーンですか?」
私の問いかけに、クロムス様は頷きワイバーンの名前を教えてくれる。
「この子はアイラだ、リルともすぐ仲良くなれたみたいだな」
二匹が並んで一緒にいるのを見れば言わずもがな。体格はワイバーンのほうが大きいのだけれど、どうも聖獣のフェンリルのほうが立場は強いみたい。
セルゲン様のワイバーンの時もそうだったけれど、ワイバーンから挨拶に来て一緒にいるのをリルが許していると言った感じだ。
私はリルと一緒にいるアイラに近づく。
「初めまして、アイラ。私はクロムス様の妻のシエラよ。よろしくね」
声をかけて私が手を差し出すと、その長めの首を動かして私の手に顔をスリッと優しい力加減ですり寄ってくれる。
人に育てられたワイバーンの、賢くて優しいところは素晴らしいと思う。
リルとアイラを撫でているとお屋敷から執事と共に、私の親より少し上の世代に見えるご夫婦がやってくる。
間違いなく、クロムス様のご両親だろう。
「まぁ、アイラが大人しくなでられているわよ旦那様!」
綺麗な美女からアイラちゃんの名前が出る。
「おぉ、あの好みにうるさいうちのお嬢がすんなり撫でられてるなぁ。さすがは愛し子様か」
大柄な男性は屈強なナイスミドルです。
髪の色と目の色は美女さんの色がクロムス様に、体格は間違いなくナイスミドルと同じ体格です。
クロムス様のご両親に間違いないように思うのですが、お義母様ですよね?
クロムス様のお姉様ではなく?というくらいお若く見えて私はやや混乱した。
「君がシエラ嬢だね。うちの愚息に嫁いでくれて感謝する」
めちゃくちゃ大柄なナイスミドルだけれど、笑うと優しいのはクロムス様と一緒だなと感じる。
「まぁぁ、本当に可愛い子だわ。うちにお嫁さんに来てくれてありがとうね!さぁ、お母様と一緒にまずはお着替えしましょうね!」
とるんるんなお義母様に引っ張られて、私はアイラとリルと離れてお屋敷に引っ張られていく。
アイラはやれやれって表情で見守り、リルは後を付いてきてくれる。
「まぁ、フェンリル様は確かシエラちゃんの護衛よね?いいわよ、付いてきなさい」
にこにことお義母様は進んでいき、私はお屋敷の侍女とメイドに瞬く間に脱がされ、お風呂に入れられて、磨かれて、そしてあっという間に着替えさせられたのはデイドレスよりは体に沿ったデザインの可愛いドレスだった。
この間会ったセルゲイ様のワイバーンはグリーンの鱗の子だったけれど、この庭にいるワイバーンは青い鱗の子でやっぱり目はクリクリの可愛い子である。
そして、小さくなってもらっているけれどフェンリルのリルにはしっかり挨拶し、二匹はやっぱり一緒に落ち着いたらしい。
「この子はクロムス様のご両親のワイバーンですか?」
私の問いかけに、クロムス様は頷きワイバーンの名前を教えてくれる。
「この子はアイラだ、リルともすぐ仲良くなれたみたいだな」
二匹が並んで一緒にいるのを見れば言わずもがな。体格はワイバーンのほうが大きいのだけれど、どうも聖獣のフェンリルのほうが立場は強いみたい。
セルゲン様のワイバーンの時もそうだったけれど、ワイバーンから挨拶に来て一緒にいるのをリルが許していると言った感じだ。
私はリルと一緒にいるアイラに近づく。
「初めまして、アイラ。私はクロムス様の妻のシエラよ。よろしくね」
声をかけて私が手を差し出すと、その長めの首を動かして私の手に顔をスリッと優しい力加減ですり寄ってくれる。
人に育てられたワイバーンの、賢くて優しいところは素晴らしいと思う。
リルとアイラを撫でているとお屋敷から執事と共に、私の親より少し上の世代に見えるご夫婦がやってくる。
間違いなく、クロムス様のご両親だろう。
「まぁ、アイラが大人しくなでられているわよ旦那様!」
綺麗な美女からアイラちゃんの名前が出る。
「おぉ、あの好みにうるさいうちのお嬢がすんなり撫でられてるなぁ。さすがは愛し子様か」
大柄な男性は屈強なナイスミドルです。
髪の色と目の色は美女さんの色がクロムス様に、体格は間違いなくナイスミドルと同じ体格です。
クロムス様のご両親に間違いないように思うのですが、お義母様ですよね?
クロムス様のお姉様ではなく?というくらいお若く見えて私はやや混乱した。
「君がシエラ嬢だね。うちの愚息に嫁いでくれて感謝する」
めちゃくちゃ大柄なナイスミドルだけれど、笑うと優しいのはクロムス様と一緒だなと感じる。
「まぁぁ、本当に可愛い子だわ。うちにお嫁さんに来てくれてありがとうね!さぁ、お母様と一緒にまずはお着替えしましょうね!」
とるんるんなお義母様に引っ張られて、私はアイラとリルと離れてお屋敷に引っ張られていく。
アイラはやれやれって表情で見守り、リルは後を付いてきてくれる。
「まぁ、フェンリル様は確かシエラちゃんの護衛よね?いいわよ、付いてきなさい」
にこにことお義母様は進んでいき、私はお屋敷の侍女とメイドに瞬く間に脱がされ、お風呂に入れられて、磨かれて、そしてあっという間に着替えさせられたのはデイドレスよりは体に沿ったデザインの可愛いドレスだった。