ひとつのウタ


時は変わって放課後。

俺は部活には入って無いし…

昨日買った「ときめこメトリアフ」をやらなければいけないのだ。


ときメトのりほみちゃんのためにぃー…


猛ダッシュー!!!


純はカバンを引っ張り、物凄い速度で廊下を駆けて行った。


が、勢い余って階段で転げ落ちた。

「い゙ー!!」

勢いよく床のタイルとkiss。

「ぶ…ぶえぇ…(訳:い…痛てぇ…)」

鼻がだんだんと熱くなってくる…。
強く打ち過ぎた…!


だが…りほみちゃんのためにも、此所でくたばる訳にはいかーん!!


純は立ち上がり、少し肌寒い様で暖かい春の日を浴びながらときメトのりほみのために自己最高とも言えよう、奇跡の走りを見せた…
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