次期当主は初恋妻を一途な独占愛で貫きたい。
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数日後、私はドレスワンピースを着て久しぶりのガッツリメイクを施して高さのあるヒールを履いて駅前にいる。
「……花暖! お待たせー!」
「あ、美子、待ってないよ。今来たばかり」
「良かった。じゃ、行こうか!」
私は美子に付いて行き、駅前から歩いて十五分ほどのお洒落なバーに到着する。白を基調とした建物へ入ると、黒と紫のレースで出来た仮面を購入して着けると店内に入った。
中に入ると白を基調としていてシンプルだけど落ち着いた雰囲気な空間が広がっている。
「いらっしゃいませ」
女性のウェイターさんに出迎えられソファ席に案内される。席に着くと、丁寧にカクテルやウィスキー、ワインなどの説明を受ける。