なぜか彼氏が2人できちゃいました……。
秘密
「おっす」
翌朝、私の机を指先でトンと叩いて朝の挨拶をする岳。
「わっ」
自分の席で英語の単語帳をめくっていた私は心臓が飛び上がりそうなくらいびっくりした。
「……」
「どうした?」
彼はのんびりした声で尋ねてきた。
「え、なにが?」
まっすぐに彼を見れなくて、微妙に目線をはずす。
特に唇が……見れないよ。
「なんか、おまえ今日変だぞ」
変って、どこかおかしいかな、私。
「そ、そうかな……。なんでもないけど」
ドキドキしながら彼を見つめると、いつもよりもカッコよく見えたので、焦ってうまく話せない。
わかってる、これは昨日のキスのせいだ。
彼から突然迫られて、なんだかんだ流されて唇を許してしまったから。
今まで仲のいい男友達だったのに、これからどう接したらいいんだろう。
翌朝、私の机を指先でトンと叩いて朝の挨拶をする岳。
「わっ」
自分の席で英語の単語帳をめくっていた私は心臓が飛び上がりそうなくらいびっくりした。
「……」
「どうした?」
彼はのんびりした声で尋ねてきた。
「え、なにが?」
まっすぐに彼を見れなくて、微妙に目線をはずす。
特に唇が……見れないよ。
「なんか、おまえ今日変だぞ」
変って、どこかおかしいかな、私。
「そ、そうかな……。なんでもないけど」
ドキドキしながら彼を見つめると、いつもよりもカッコよく見えたので、焦ってうまく話せない。
わかってる、これは昨日のキスのせいだ。
彼から突然迫られて、なんだかんだ流されて唇を許してしまったから。
今まで仲のいい男友達だったのに、これからどう接したらいいんだろう。