レンズのむこう
それに加えて私はタラシとか、タラシとか、タラシとかが大大大っ嫌い!!!


自分に関わりがないのならまだしも、ここまで自己中心的な奴はじめてだゎい!!


その怒りを近くにあった屋上の扉にがぁんっとぶつけた。



「会長様が自分の身を滅ぼすようなマネをするのは結構ですよ。不愉快きわまりないですが。」


だけど、そのあなたのバカげた行為で私の世界を壊すのは許さない。
取りあげるだなんてことも決して。


冷ややかな目で生徒会長を睨みあげたあと私はノブに手をかけた。



怒りで少し体温があがっていた手のひらにヒヤリとした鉄が熱を奪っていく。
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