レンズのむこう

経済界について学ぶ

教室に戻った瞬間に私はマモルに泣きついた。



「マモル~っ!」


「ん?ぐゎあっ!!」


猪突猛進よろしくタックルまがいの私を奇声を発しながらもしっかりと受けとめてくれた。


「みこと。どうした?あと10分位で放課後だからか?」


腰にしっかりと巻きついてグシグシなってる私をマモルは宥めるように頭を撫でてくれた。



あぁ。
なんで同じ男なのにタラシ生徒会長やドS教師と違ってマモルはこんなに優しいんだ…


くっ感激で目から塩水が!
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