レンズのむこう
いや、ぶって…ぶって失礼じゃね?
そんな私をよそにマモルは驚きで目を丸くしながら叫んだ。


「みことは知らないのか!?」


「YES!WE CAN!!」

「オバマか!!いやそうじゃなくって…みことは知っとかないといけないんじゃないのか?」


呆れたように笑ったマモルは私のイタいとこをついてきた。

なんだろ…もの凄く惨めな気持ちだよ。

頭にキノコ生える勢いで沈んだ私にマモルは苦笑。


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