遅刻しそうな時にぶつかるのは運命の人かと思っていました
大好きな人の可愛いわがままを跳ね除けられるほど亜由美は強くないし、鷹條は普段わがままなんて言わないから、聞いてあげたくなってしまった。
恥ずかしいから、先に入ってて! と鷹條をバスルームに追いやり、心の準備ができたところで洗面所で服を脱ぎ、タオルで前を隠しつつ亜由美はドアを開ける。
鷹條はシャンプーを終えて、身体を洗っているところのようだった。
ドアを開けたら、鍛え上げられた背中と引き締まった臀部が見える。
以前にも少しだけ見たことはあるけれど、鷹條の彫刻のような身体を目にしたら、ものすごく鼓動が大きく跳ねてしまった。
それは仕事柄鍛えていることは分かるけれども、無駄な肉がほとんどなくこんなに綺麗に筋肉のついた身体を近くで見たことはない。
ドアを開けた音で、鷹條が振り返った。
「悪い、邪魔か?」
首を横に振るので一生懸命だ。
真っ赤になってしまっている亜由美を見て、鷹條はとても嬉しそうに笑った。
「誰かと一緒に入るのは初めて?」
こくこくっと亜由美は頷く。恥ずかしさが限界突破しすぎて口を開くこともできないのだ。
自分の一糸まとわない姿を見せることもだし、鷹條の裸が目に入ることも、亜由美にはどうしたらいいのか分からない。
(てか、千智さん何でそんなに堂々としてるの!? 身体が綺麗だから?)
恥ずかしいから、先に入ってて! と鷹條をバスルームに追いやり、心の準備ができたところで洗面所で服を脱ぎ、タオルで前を隠しつつ亜由美はドアを開ける。
鷹條はシャンプーを終えて、身体を洗っているところのようだった。
ドアを開けたら、鍛え上げられた背中と引き締まった臀部が見える。
以前にも少しだけ見たことはあるけれど、鷹條の彫刻のような身体を目にしたら、ものすごく鼓動が大きく跳ねてしまった。
それは仕事柄鍛えていることは分かるけれども、無駄な肉がほとんどなくこんなに綺麗に筋肉のついた身体を近くで見たことはない。
ドアを開けた音で、鷹條が振り返った。
「悪い、邪魔か?」
首を横に振るので一生懸命だ。
真っ赤になってしまっている亜由美を見て、鷹條はとても嬉しそうに笑った。
「誰かと一緒に入るのは初めて?」
こくこくっと亜由美は頷く。恥ずかしさが限界突破しすぎて口を開くこともできないのだ。
自分の一糸まとわない姿を見せることもだし、鷹條の裸が目に入ることも、亜由美にはどうしたらいいのか分からない。
(てか、千智さん何でそんなに堂々としてるの!? 身体が綺麗だから?)