友梨奈さまの言う通り
早希の質問に友梨奈は軽く首をかしげた。
「苦しんでる人を助けることがそんなに不思議?」
「いえ……」
友梨奈の機嫌を損ねてはいけないと思ったのか、早希はそれ以上質問を重ねることができなかった。
だけど、ふたりとも入院先で友梨奈に出会っている。
友梨奈からふたりに接近して、なにかの目的があって病を治したのではないかと思ってしまう。
元にこうして今ふたりは友梨奈の側近のようにして常に共に行動している。
「さて、昔話はそこまでにして、チョコレートでも食べない?」
友梨奈が脇においてあった袋からコンビニに売られているチョコレートを取り出した。
どこにでもある大袋だ。
「苦しんでる人を助けることがそんなに不思議?」
「いえ……」
友梨奈の機嫌を損ねてはいけないと思ったのか、早希はそれ以上質問を重ねることができなかった。
だけど、ふたりとも入院先で友梨奈に出会っている。
友梨奈からふたりに接近して、なにかの目的があって病を治したのではないかと思ってしまう。
元にこうして今ふたりは友梨奈の側近のようにして常に共に行動している。
「さて、昔話はそこまでにして、チョコレートでも食べない?」
友梨奈が脇においてあった袋からコンビニに売られているチョコレートを取り出した。
どこにでもある大袋だ。