友梨奈さまの言う通り
「うん。私も中学2年生だよ。今は学校に行ってないけど」
絵里香からの質問に花蓮はまた自虐的な笑みを浮かべて答えた。
もしやと思っていた質問を、早希が続ける。
「学校に来てないって、もしかして病気?」
見るからに病的な外見をしているから、そうなのかもしれないと感じていたのだ。
花蓮は頷いて「見ての通り」と、答えた。
「それじゃあメッセージで行ってた学校に来れなくなった子っていうのは?」
「それも、私のこと」
ということは、花蓮本人が友梨奈の被害者ということになる。
花蓮は1度病気を治してもらって、だけどまた病気を戻されたんだろう。
そして学校にはこられなくなった。
「私、元々ラダが弱かったの。季節の変わり目には必ず風邪をひくし、流行っている病気にはことごとくかかるし。そんなんだから1年生の終わり頃に大きな病気にかかっちゃったんだよね」
花蓮は空を見上げて話し始めた。
絵里香からの質問に花蓮はまた自虐的な笑みを浮かべて答えた。
もしやと思っていた質問を、早希が続ける。
「学校に来てないって、もしかして病気?」
見るからに病的な外見をしているから、そうなのかもしれないと感じていたのだ。
花蓮は頷いて「見ての通り」と、答えた。
「それじゃあメッセージで行ってた学校に来れなくなった子っていうのは?」
「それも、私のこと」
ということは、花蓮本人が友梨奈の被害者ということになる。
花蓮は1度病気を治してもらって、だけどまた病気を戻されたんだろう。
そして学校にはこられなくなった。
「私、元々ラダが弱かったの。季節の変わり目には必ず風邪をひくし、流行っている病気にはことごとくかかるし。そんなんだから1年生の終わり頃に大きな病気にかかっちゃったんだよね」
花蓮は空を見上げて話し始めた。