友梨奈さまの言う通り
乾いた咳にヒューヒューと笛のように鳴る喉。
早希はその場に両膝をついて喉をかきむしる。
顔は青くなり、苦しげに口を大きく開けている。
「早希!?」
咄嗟に駆け寄って確認すると、昨日と同じような状態になっていることがわかった。
今日は薬を飲んでいない分、その様子は昨日よりもひどい。
「早希になにをしたの!?」
怒鳴って聞くと友梨奈が楽しげに笑い声を上げる。
「これが私の力。病気を取り除くこともできるけれど、その病気をもとに戻すこともできる!」
両手を空へ突き上げて宣言するように言う友梨奈に絵里香が目を見開いた。
「なにそれ、それじゃあ今早希の病気を元に戻したの!?」
早希はその場に両膝をついて喉をかきむしる。
顔は青くなり、苦しげに口を大きく開けている。
「早希!?」
咄嗟に駆け寄って確認すると、昨日と同じような状態になっていることがわかった。
今日は薬を飲んでいない分、その様子は昨日よりもひどい。
「早希になにをしたの!?」
怒鳴って聞くと友梨奈が楽しげに笑い声を上げる。
「これが私の力。病気を取り除くこともできるけれど、その病気をもとに戻すこともできる!」
両手を空へ突き上げて宣言するように言う友梨奈に絵里香が目を見開いた。
「なにそれ、それじゃあ今早希の病気を元に戻したの!?」