友梨奈さまの言う通り
早希のスマホ画面には同じSNSが表示されていて、そこには『屋上の女子生徒は悪魔』とだけ書かれているのだ。
ふたりは息を飲んで顔を見合わせる。
これは間違いなく友梨奈のことを言っている。
そして友梨奈の悪事まで知っている人からの書き込みだった。
「この人に連絡を取ってみよう。自分たちがここに書き込むのは、それからでいいよ」
早希の言葉に絵里香は頷き、自分の書き込もうとしていた文章を一旦消した。
SNSに書き込んでいた人も捨てアカウントのようで、プロフィールにはなにも記載されていない。
男か女かもわからない相手に連絡を取るのは怖かったけれど、今は勇気を出すしかない。
早希が相手のダイレクトメールを開いた。
「どうしよう、なんてメールすればいいと思う?」
「屋上の女子生徒について詳しい話を聞きたい。とかでいいんじゃないかな?」
ふたりは息を飲んで顔を見合わせる。
これは間違いなく友梨奈のことを言っている。
そして友梨奈の悪事まで知っている人からの書き込みだった。
「この人に連絡を取ってみよう。自分たちがここに書き込むのは、それからでいいよ」
早希の言葉に絵里香は頷き、自分の書き込もうとしていた文章を一旦消した。
SNSに書き込んでいた人も捨てアカウントのようで、プロフィールにはなにも記載されていない。
男か女かもわからない相手に連絡を取るのは怖かったけれど、今は勇気を出すしかない。
早希が相手のダイレクトメールを開いた。
「どうしよう、なんてメールすればいいと思う?」
「屋上の女子生徒について詳しい話を聞きたい。とかでいいんじゃないかな?」