エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
こんな、とろけるような笑顔でそんなこと言われたら……もうあらがえない。晴馬の顔が近づくのに合わせて、美月はそっと目を閉じる。優しく触れたあと、かすかに開いた唇の隙間からぬるりとしたものが侵入してくる。舌先がぶつかって、からめとられる。優しいのに、情熱的で……頭がふわふわしてしまう。
(キスがこんなに心地よいものだなんて、知らなかった)
「ふっ、んん」
無意識のうちに声が漏れる。それに煽られるように、晴馬のキスはどんどん深くなっていく。互いの唇が艶めいた音を立て、ふたりを酔わせた。
「美月、好きだ。好きだよ」
キスの合間に彼がささやく。胸が切ないほどに締めつけられて、美月も彼を求めて手を伸ばす。正面から晴馬を見つめて、彼の首に腕を回した。
「私も。晴馬が好きっ」
至近距離でぶつかる視線はどこまでも甘く、交わす情熱は炎のように燃えあがった。
熱い息を吐いて、晴馬が言う。
「このまま抱いていいか? もう言葉だけじゃ伝えきれないから。俺がどれだけ美月を愛しているか、知ってほしい」
美月は小さくうなずいた。
「うん、知りたい。教えて、晴馬」
心も身体も、晴馬で満たしてほしい。素直にそう思えた。
晴馬は美月を軽々とお姫さま抱っこにして、自分の部屋へと移動する。
「お。重くない?」
「全然。むしろ華奢すぎて心配。俺なんかが抱いたら、壊れちゃいそうで」
(キスがこんなに心地よいものだなんて、知らなかった)
「ふっ、んん」
無意識のうちに声が漏れる。それに煽られるように、晴馬のキスはどんどん深くなっていく。互いの唇が艶めいた音を立て、ふたりを酔わせた。
「美月、好きだ。好きだよ」
キスの合間に彼がささやく。胸が切ないほどに締めつけられて、美月も彼を求めて手を伸ばす。正面から晴馬を見つめて、彼の首に腕を回した。
「私も。晴馬が好きっ」
至近距離でぶつかる視線はどこまでも甘く、交わす情熱は炎のように燃えあがった。
熱い息を吐いて、晴馬が言う。
「このまま抱いていいか? もう言葉だけじゃ伝えきれないから。俺がどれだけ美月を愛しているか、知ってほしい」
美月は小さくうなずいた。
「うん、知りたい。教えて、晴馬」
心も身体も、晴馬で満たしてほしい。素直にそう思えた。
晴馬は美月を軽々とお姫さま抱っこにして、自分の部屋へと移動する。
「お。重くない?」
「全然。むしろ華奢すぎて心配。俺なんかが抱いたら、壊れちゃいそうで」