エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
「――壊れたりしないよ。だから……」
〝めいっぱい愛してほしい〟
その言葉は恥ずかしくて口にできなかったけれど、きっと伝わったのだろう。晴馬は幸福そうに口元をほころばせた。
優しくおろされたベッドはかすかに彼の匂いがして、美月の鼓動をまた速めた。
淡いオレンジ色の照明を背負った晴馬がゆっくりと覆いかぶさってくる。
「愛してる、美月」
額に頬に首筋に、キスが優しい雨のように降り注いだ。彼の指先が美月のパジャマのボタンをひとつずつ外していく。
「あ、あの。ごめんね、そんなに色っぽい下着じゃなくて。晴馬、がっかりするかもしれないんだけど……」
極度の緊張に耐えかねて、どうでもいいことをペラペラと喋ってしまう。自分がそんなタイプだというのも今夜初めて知った。
晴馬はクスリと笑って、美月の鎖骨に唇を寄せる。素肌をきつく吸いあげられて、「あぁっ」という鼻にかかった喘ぎがこぼれる。
「そんな、ささいなことは心配しなくて大丈夫。この腕のなかにいるのが美月ってだけで、俺は十分に興奮してるから」
シャツタイプのパジャマの前を開かれて、ブルーグレーのシンプルな下着に包まれた丸い膨らみがあらわになる。晴馬の視線が刺さるのを感じて、美月はふいと顔を横に向ける。
「は、恥ずかしいから。あんまり見ないで」
「それは無理な注文だな。――すごく綺麗だから、見たい」
〝めいっぱい愛してほしい〟
その言葉は恥ずかしくて口にできなかったけれど、きっと伝わったのだろう。晴馬は幸福そうに口元をほころばせた。
優しくおろされたベッドはかすかに彼の匂いがして、美月の鼓動をまた速めた。
淡いオレンジ色の照明を背負った晴馬がゆっくりと覆いかぶさってくる。
「愛してる、美月」
額に頬に首筋に、キスが優しい雨のように降り注いだ。彼の指先が美月のパジャマのボタンをひとつずつ外していく。
「あ、あの。ごめんね、そんなに色っぽい下着じゃなくて。晴馬、がっかりするかもしれないんだけど……」
極度の緊張に耐えかねて、どうでもいいことをペラペラと喋ってしまう。自分がそんなタイプだというのも今夜初めて知った。
晴馬はクスリと笑って、美月の鎖骨に唇を寄せる。素肌をきつく吸いあげられて、「あぁっ」という鼻にかかった喘ぎがこぼれる。
「そんな、ささいなことは心配しなくて大丈夫。この腕のなかにいるのが美月ってだけで、俺は十分に興奮してるから」
シャツタイプのパジャマの前を開かれて、ブルーグレーのシンプルな下着に包まれた丸い膨らみがあらわになる。晴馬の視線が刺さるのを感じて、美月はふいと顔を横に向ける。
「は、恥ずかしいから。あんまり見ないで」
「それは無理な注文だな。――すごく綺麗だから、見たい」