我が家のゆうちゃん
その後、少し、時が経った。
ゆうちゃんに妹が生まれた。それが後に私である。


『ねぇ、ゆうちゃん。とわちゃんをこっちに連れて来てくれない?』

『うん!』


ゆうちゃんは、なんと寝てる私を抱っこもせず、引きずって来たのだ!
それを見た母は、怒り大爆発!

『なんてことしたのよ!頭が少し赤くなったじゃない!とわちゃんに謝ろう。』

『ごめんね!』

『気をつけてね。何かあったら大変なのよ。』



赤ちゃんだったから、覚えていなくて当然だ。
兄は、このときから、いや、赤ちゃんの時から変わり者だったのかもしれない。


そして、さらに時は、進み、私は、3歳になった。
妹も生まれたので、これで兄妹3人揃った。

私は、三輪車で遊んでいた。
そんな時だった!
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