捨てられた聖女の復讐〜みんな大っ嫌い、だからすべて壊してあげる〜
目を覚ましたアシュリーは絶望していた。
ギルバートは正体を明かし、アシュリーを守るために動くことを決めた。
そこでアシュリーに彼女の祖母が持っていた力を明かした。
そして異界から召喚した少女をペイスリーブ王国の魔術師が召喚したことも。
アシュリーに気持ちを明かすが彼女はガラス玉のような瞳でこちらを見ていた。
この国の奴らに彼女の心が壊されてしまったのだと、そう思った。
そしてアシュリーは良い子から悪い子になると言った。
「みんな大っ嫌い……だからわたくしがすべて壊してあげる」
アシュリーの願いを叶えたい。
そして自分がずっと心の奥底に押し込んでいた気持ちが一気に溢れ出す。
今は利用されたっていい。
彼女が手に入るならどんなことだってしてみせる。
アシュリーは傷ついて心を閉ざしてしまった。
だが、今度は自分が彼女を救い、癒そうと思った。
互いの利益になる契約だと言ってアシュリーを安心させた。
今の彼女に募らせてきた想いを伝えたところで、今は信じてはくれないだろう。
(必ず君をこの地獄から救い出してみせる)
アシュリーを傷つけた罪は重い。
ギルバートはアシュリーの笑みを必ず取り戻すために動き出すことを決意したのだった。
(ギルバートside end)
ギルバートは正体を明かし、アシュリーを守るために動くことを決めた。
そこでアシュリーに彼女の祖母が持っていた力を明かした。
そして異界から召喚した少女をペイスリーブ王国の魔術師が召喚したことも。
アシュリーに気持ちを明かすが彼女はガラス玉のような瞳でこちらを見ていた。
この国の奴らに彼女の心が壊されてしまったのだと、そう思った。
そしてアシュリーは良い子から悪い子になると言った。
「みんな大っ嫌い……だからわたくしがすべて壊してあげる」
アシュリーの願いを叶えたい。
そして自分がずっと心の奥底に押し込んでいた気持ちが一気に溢れ出す。
今は利用されたっていい。
彼女が手に入るならどんなことだってしてみせる。
アシュリーは傷ついて心を閉ざしてしまった。
だが、今度は自分が彼女を救い、癒そうと思った。
互いの利益になる契約だと言ってアシュリーを安心させた。
今の彼女に募らせてきた想いを伝えたところで、今は信じてはくれないだろう。
(必ず君をこの地獄から救い出してみせる)
アシュリーを傷つけた罪は重い。
ギルバートはアシュリーの笑みを必ず取り戻すために動き出すことを決意したのだった。
(ギルバートside end)