高校デビュー、気合入れすぎちゃいました?!(仮)
ふぅ、なんとか無事に終わった…!
「木之下凪です。趣味は体を動かすこと、あとお菓子作りです。…」
へぇ、凪お菓子も作れるんだ…!勝手に活発なイメージを持っていたから、ちょっとだけびっくりしてしまう。
そんなこんなで全員分の自己紹介が終わり。
「一旦休憩にしようか。10分経ったらまた席に戻ってね〜。」
「ねーねー、凪ってどんなお菓子作るの?」
「おぉ、自己紹介ちゃんと聞いてるんだ。偉い偉い。」
「えー?そりゃ聞くよ、特に…友達のは。」
語尾が少し小さくなってしまう。
「うわ〜、いいこと言うじゃん茜〜!」
そう言って凪はうりゃうりゃと頭を撫でてきた。
「ていうか茜自己紹介のときめちゃくちゃ緊張してたよね?足震えてたもん。」
げ…。
「バレたか」
「気付かんほうが難しいわ!」
「いやぁ、どうしても緊張しちゃうんだよねぇ…。」
「でもその割にはちゃんと自己紹介できてたよね。偉いぞー、頑張ってて。」
「あ、うん、それは…」
「あー!君、さっきの緊張してた子!」
前にいた人が、と続けようとした私の言葉を遮って誰かがバッと飛び出してきた。
さっきの前にいた人だ。なんてタイムリーな…!
しかもさっきは緊張して表情しか頭に入ってなかったけどちゃんと見るとめちゃくちゃ可愛い顔してる…。
大きくて丸い目、女子の私より長いのでは?というほどのまつげ、少しパーマのかかった栗色の髪。
男の子にしては少し小さめな身長に、軽くオーバーサイズのブレザーがよく似合っている。
これが俗に言う“可愛い系男子”か…。
「木之下凪です。趣味は体を動かすこと、あとお菓子作りです。…」
へぇ、凪お菓子も作れるんだ…!勝手に活発なイメージを持っていたから、ちょっとだけびっくりしてしまう。
そんなこんなで全員分の自己紹介が終わり。
「一旦休憩にしようか。10分経ったらまた席に戻ってね〜。」
「ねーねー、凪ってどんなお菓子作るの?」
「おぉ、自己紹介ちゃんと聞いてるんだ。偉い偉い。」
「えー?そりゃ聞くよ、特に…友達のは。」
語尾が少し小さくなってしまう。
「うわ〜、いいこと言うじゃん茜〜!」
そう言って凪はうりゃうりゃと頭を撫でてきた。
「ていうか茜自己紹介のときめちゃくちゃ緊張してたよね?足震えてたもん。」
げ…。
「バレたか」
「気付かんほうが難しいわ!」
「いやぁ、どうしても緊張しちゃうんだよねぇ…。」
「でもその割にはちゃんと自己紹介できてたよね。偉いぞー、頑張ってて。」
「あ、うん、それは…」
「あー!君、さっきの緊張してた子!」
前にいた人が、と続けようとした私の言葉を遮って誰かがバッと飛び出してきた。
さっきの前にいた人だ。なんてタイムリーな…!
しかもさっきは緊張して表情しか頭に入ってなかったけどちゃんと見るとめちゃくちゃ可愛い顔してる…。
大きくて丸い目、女子の私より長いのでは?というほどのまつげ、少しパーマのかかった栗色の髪。
男の子にしては少し小さめな身長に、軽くオーバーサイズのブレザーがよく似合っている。
これが俗に言う“可愛い系男子”か…。