デス・ドール
☆☆☆
広場をくまなく歩いていると、ふと目を引く商品を見つけた。
青いビニールシート上に置かれている大きな鏡は、まるでおとぎ話しの白雪姫に出てくる魔女の鏡みたいだ。
前回のときもそう思ったことを思い出して、私はそのお店へと近づいて行った。
「はい、いらっしゃい」
人の良さそうな声にハッとして顔を向けると、40代くらいの男性が店番をしている。
間違いない、このお店だ!
「あ、あの! 前回ここでピエロの人形を買ったんですけど」
「ピエロの人形? あぁ、そんなものも売ったっけな?」
男性は首をかしげて言う。
そしてすぐに険しい表情になって「買うときに言ったと思うけど、こういう場所じゃ返品や交換は受け付けないよ」と、釘を刺されてしまった。
広場をくまなく歩いていると、ふと目を引く商品を見つけた。
青いビニールシート上に置かれている大きな鏡は、まるでおとぎ話しの白雪姫に出てくる魔女の鏡みたいだ。
前回のときもそう思ったことを思い出して、私はそのお店へと近づいて行った。
「はい、いらっしゃい」
人の良さそうな声にハッとして顔を向けると、40代くらいの男性が店番をしている。
間違いない、このお店だ!
「あ、あの! 前回ここでピエロの人形を買ったんですけど」
「ピエロの人形? あぁ、そんなものも売ったっけな?」
男性は首をかしげて言う。
そしてすぐに険しい表情になって「買うときに言ったと思うけど、こういう場所じゃ返品や交換は受け付けないよ」と、釘を刺されてしまった。