迷い込んだ子ウサギちゃんはずるくて甘いオオカミくんに捕まりました!?
や、やっと離してもらえた、!!

「そんな立って話すのもあれだしここソファ座りなよ」

と手でとんとんってこっちだよって言ってるかのように誘ってくる

手の筋めっっちゃ綺麗、

…ってそうじゃない!!


「ありがとうございます、」

少し空間を空けて座る



「あっ。」

さっきは慌てててちゃんと顔みれてなかったけどこの人学年で超絶人気の…!!


「天海 蒼くん??!!」(あまみ そう)


「もうまた声でかいー

てか、俺の名前知ってたのか」


「クラス一緒、、」


「え?マジ?」


知らなかったわーなんて付け足されて
ちょっと残念がってる私。


まぁ、知らなくても無理はない

なんせ学校に来てたってクラスにいるのなんてほんの数回しかない。


席だって離れてるもんね。


「んで。君の名前は?」



「あっ、私は

天羽 萌香」(あまう もか)


名前を言ったとき
蒼くんの表情が少し変わったことは

残念ながら気づいていなかった。
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