初恋キャンディー
「まどかちゃん。僕がまどかちゃんを森の入り口まで案内するよ。」
黒いシルクハットをかぶったうさぎはまどかちゃんに言いました。
「本当に?うれしいわ、ありがとう、うさぎさん」
お礼を言うと他の動物たちも出てきて、まどかちゃんを森の入り口まで案内するといいました。
「小鳥さんも、ねずみさんも、くまさんも、りすさんも、子猫さんもみんなありがとう。」
まどかちゃんが言うとみんなうれしそうに笑いました。
「まどかちゃん。もう行かないと夜になってしまうよ。」
シルクハットのうさぎは言いました。
「そうね。行きましょう」
まどかちゃんを含めるみんなで森の入り口に向かいました。