苦手だったあなたへ
カラオケで一通り盛り上がったあとで、場所を帰ることになった。
メガネの男の子も、名前が直弥(なおや)君だとわかったし。
「ごめん、俺そろそろ帰らなきゃ。」
直弥君がそう言っても、女子たちは見向きもせず「ふーんバイバイ。」と言うだけだった。
「月葉もそこの直弥君?だかなんだかと帰りなよ。私たちは二次会楽しむから!」
やっぱりみんな見た目しか見てなくて、本当に呆れる。
二次会だとか言って、6人で近くの流行りのパンケーキ屋さんに行った。
さっきから予定がだいぶ充実しているなぁ。
「カフェ、行きますか?」
「いや、そういえば俺の家この辺で、ちょっとよってかない?」
家この辺?
そうなんだ……でもあんまり行きたくない。
思春期の男子が率先して家に入れ込むなんておかしくない?
考えすぎなのかもだけど、普通は親に女の子との関係がバレることを避けたがるはず。
「うーん、お母さんとかに挨拶つかなくない?初対面だし。」
心配してそう言えば、直弥君はニコッと笑って言った。
「今俺1人暮らししてるから。平気だよ。」
やっぱり、もしかして、目的が違うなんてこと、ないよね?
「よし、じゃあ行こっか。」
「え、やっぱりまだお家にお邪魔するのは……。」
メガネの男の子も、名前が直弥(なおや)君だとわかったし。
「ごめん、俺そろそろ帰らなきゃ。」
直弥君がそう言っても、女子たちは見向きもせず「ふーんバイバイ。」と言うだけだった。
「月葉もそこの直弥君?だかなんだかと帰りなよ。私たちは二次会楽しむから!」
やっぱりみんな見た目しか見てなくて、本当に呆れる。
二次会だとか言って、6人で近くの流行りのパンケーキ屋さんに行った。
さっきから予定がだいぶ充実しているなぁ。
「カフェ、行きますか?」
「いや、そういえば俺の家この辺で、ちょっとよってかない?」
家この辺?
そうなんだ……でもあんまり行きたくない。
思春期の男子が率先して家に入れ込むなんておかしくない?
考えすぎなのかもだけど、普通は親に女の子との関係がバレることを避けたがるはず。
「うーん、お母さんとかに挨拶つかなくない?初対面だし。」
心配してそう言えば、直弥君はニコッと笑って言った。
「今俺1人暮らししてるから。平気だよ。」
やっぱり、もしかして、目的が違うなんてこと、ないよね?
「よし、じゃあ行こっか。」
「え、やっぱりまだお家にお邪魔するのは……。」