苦手だったあなたへ
先生の行きつけのお店……!


行きつけと言っても半年に1回らしいけど。


外装も内装も高級レストランという感じ。


フレンチぽいなぁ、楽しみ。


「紺野様、いつもご利用して下さりありがとうございます。」


スーツとエプロンを身につけたウェイターさんが紺野先生に話しかけた。


顔まで知られる常連だったらしい。


席までエスコートしてもらい、私はドキドキしていた。


運ばれてくる料理は、いかにも高級感がある。


具体的に言うと、大きな陶器のお皿にこじんまりとした料理。


小さいけど、トリュフとか金粉とか食材は高級感満載だ。


「んっ、普通に美味しい。こういう料理はたまにしか食べないしなぁ。」


「でしょ?しかもこのレストランは他のフレンチより全然美味いんだよ。」


「少ないけど美味しいですね。スープもなめらかで。」


私のコメントに先生は苦笑いしたけど。


料理も美味しく食べられて、いい旅行になったなぁ。まだ来た日だけど。


別荘に戻って、手っ取り早くお風呂に入った。


先生も私が入った後に先生も一瞬で入って風呂から上がり、リビングルームに来た。


「明日は海に入りに行こうな。」


「はい。楽しみです。あ、てかアイス食べたいので買いに行きません?コンビニあるっけ?」
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