梅雨の雫
「教室に広瀬さんの荷物が残ってたから…。」

『心配してくれたの?ありがとう。」


「また、1人で泣いてるんじゃないかと思って。」


ぽつりぽつりと、2人で外を見ながら話し始めた。

今ならあの時の続きを話せるような気がした。








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