梅雨の雫
チャイムが鳴り、昼休みの時間になった。


早く1人になりたくて、いつも行く空き部屋へと迷いなく向かっていく。


2階の角部屋、そこは私にとって唯一安心する場所だった。


物置部屋になっていて、大きな窓が1つだけあった。

そこから、雨が降る度、外を見つめてた…







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