梅雨の雫
携帯を置くと、堀くんは、いつものように私の頭をぽんと撫でた。


言葉なんてなくて、でも頑張ったと褒めてくれている気がした。


最後の涙が一筋、勝手に落ちて行く。







< 36 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop